広告宣伝費とは、主に不特定多数の人に対して
宣伝をうつときに使う科目です。
どんなクライアントも、こちらの存在を知らなければ、
仕事を発注することができません。
「私はこういう人で、こういう仕事を請け負います」
と告知するのが広告宣伝費なのです。
インターネットが発達した現在では、
ホームページを持って、作品を展示するといった個人広告も可能です。
ホームページの集客目的でSEOに力を入れたり、
プレゼントの抽選を実施する場合などは、プレゼント代も広告宣伝費となります。
ほかにも営業活動として挨拶まわりをしたり、チラシ配りをするのも、
もちろん広告宣伝費になります。
ほかにも、自分の商品を自分で買い取って、無料で人に配る場合も、
広告宣伝費としてもOKです。
作品展やパーティを開く場合にかかる経費も広告宣伝費に該当します。
案内状をデザインする、印刷する、郵送する、場所を借りる、
当日の受付アルバイト代など、様々なお金がかかりますが、
これらは全て経費として計上できます。
さらには、そうした宣伝が効果を出し、
メディアから取材を受ける側になった場合に、
お金を出してヘアセットやメイクをした場合も
それも広告宣伝費として考えられます。
テレビにでるときや、写真付きで雑誌にのる場合は必要経費になります。
その時の衣装は、そのためだけにレンタルした衣装であれば、
全額、広告宣伝費として計上可能ですが、
購入の場合は、私用の可能性があるので、計上が難しくなるので注意しましょう。