不妊治療は保険がきかない場合が多いので
金銭的な負担が大きいです。
しかし、市町村では不妊治療で体外受精を行った場合に限りますが、
費用を補助してもらうことができます。
これには夫婦の所得制限など細かい規定がありますので、
全ての人に当てはまるものではありませんが、
役場に問い合わせてみると詳しく教えてもらえます。
体外受精だけではなく、人工授精なども回数を重ねると
金銭的負担が多くなります。
そのため、一年間不妊治療だけではなく
そのほかの病気で病院にかかった時の領収書を保管しておき、
確定申告の医療費控除を利用し税金の還付をすることをお勧めします。
医療費控除の対象になるのは病院で払ったものだけではなく、
薬局で買った薬などもレシートがあれば控除してもらえますので
大切に保管しておいてください。
また、自分にかかったものだけではなく家族全員分を合算できます。
確定申告には領収書やレシートのほかに
サラリーマンであれば会社で発行される源泉徴収票が必要になります。
源泉徴収票に記載のある収入金額や所得税額から
医療費控除で還付される税金の額を計算します。
確定申告は確定申告書に手書きで書くこともできますし、
インターネットに接続されているパソコンで入力することもできます。
パソコンで入力すると自動で計算してくれますし、
入力した画面を印刷しそのまま税務署に郵送することもできます。
郵送する場合には源泉徴収票と病院で発行してもらった領収書やレシートも同封します。