サラリーマンとは無縁に感じられる確定申告。
自分の代わりに会社が全てやってくれていると信じている人は多いでしょう。
ですが、医療費控除や扶養控除、雑損控除、寄付金控除、住宅ローン控除などは、
自分で書類を作成して、管轄の税務署に提出する必要があるのです。
「昨年は、過労で倒れてしまって病院にお世話になった」
といった場合、診療にかかった費用は医療費控除として申告できます。
本人と生計を一緒にする家族に対してかかった医療費(歯の治療、手術、整体、針治療など)
が高額だった場合には、計算式に基づいた額の医療費控除が受けられます。
医療費控除の対象は、病気やケガの治療に遣ったお金です。
レシートをまとめておきましょう。提出時に証拠書類として必要になります。
通院にかかった交通費も対象となります。
レシートは出ませんので、ノートに書き留めるなどしておきましょう。
最終的にその年に使用した医療費が10万円を越えていた場合に
医療費控除として確定申告することができます。