2015年に10日間ほど病気入院しました。
健康保険の高額費医療控除を利用しましたが、それでも7万円くらいかかりました。
その年は入院前後の通院も回数が多かったし、婦人科のがん検診もありました。
肩や首のコリで整形外科にもリハビリで定期的に通いました。
涙目のために眼科も月1回ペースで通っていました。風邪も引いてしまいました。
これは、医療控除を申告できるのではないか!と思ったんですが、
知り合いからそこから生命保険から給付金が出ていたら差し引きしなければいけないと言われました。
入院前後の通院やその他、婦人科のがん検診などの診療代金を入れても10万円を超えません。
生命保険って必ず申告しなきゃいけないのかあなんて思ったのですが、
あとで返金しろって言われるもの嫌なので、きちんと申告しないといけないと考えました。
自分の医療費だけでは足りないので家族の分も一緒に申告することにしました。
家族は体調を崩して病院通いをしていたのですが、ひとりでは10万は超えません。
そこで、ふたり合わせて申告しました。
約6000円戻ってきました。
申告方法ですが、国税局のホームページから申告書類を作成することができます。
まず、確定申告書等作成コーナーへ行くとeーTAXと書面を印刷するのどちらかを選択します。
自分は書面印刷を選択します。
パソコンの環境を確認するページを経て、いよいよ申告書類の作成画面です。
医療控除の場合は、所得税コーナーで進みます。
その後も、自分が当てはまるものを選択しながら進み、医療費を入力する画面まで行きます。
被共済者別、病院別に治療費と交通費を入力するとすべて計算もしてくれて、申告書が作成されるんです。
そうなんです、医療費のほかにもその病院へ行くための交通費も経費として申告することができるんです。
それを印刷し、病院から発行あれた領収書を添付して郵送するだけです。
何十年も前に母親が医療費控除を受けた頃から比べると、あの頃には考えられないくらい簡単になりました。
税務署まで足を運ばなければいけなかったものが、自宅の環境が整っていれば、手軽に申告できるのです。
整骨院など、保険外の治療を受けた時も診療所に領収書をお願いすると発行してくれますので
医療控除を受けることができます。
病院は行かずに健康で過ごせるのが一番ですが、
万が一病気になってしまうと高額な治療費がかかってしまうことがあります。
高額医療費控除や医療費控除など知らない人も多いと思います。
利用できるものは多少手間がかかっても利用していきたいものですね。