株で損をした場合に、それをそのまま諦めてしまう人が居るけど、
それはきちんと申告しておけば、来年度以降に取り返すことができる。
確定申告は面倒くさい。
そう思ってしない人もいるけど。
書類を見るだけで頭が痛くなる。
そんな経験をしたのはあなただけじゃない。
私も面倒くさいと思っている。
それでもお金が返ってくるなら頑張るしかない。
たとえば、去年30万円の損害があったとする。
今年は50万円の利益があるなら、去年の30万円分を引いて、
20万円の利益に減らすことができる。
それができるなら、税金も下がることになる。
その分だけお金が戻ってくる。
そう言うことである。
そのためには、きちんと申告しておかないといけない。
これは証券会社がしてくれないから、自分でするしかない。
それでまずは書類を手に入れることに。
国税庁のホームページを調べたら、必要な書類をダウンロードすることができる。
この場合には、申告書B、申告書第三表、確定申告書の付表と、
いつもよりたくさん書類を書くことになる。
その分だけ頭に来るけど。書かないといけない。
書き方の事例とかをネットで検索して書いていく。
そこでイライラするけど、我慢して書いていく。
その時は鉛筆で書いていく。そうするのは消しゴムで消せるから。
その方が修正できて楽である。
一つ一つ空欄を埋めていく。
埋まらないところもあるけど、そこは書かなくていい。
どこまで書くかが問題である。
一度やれば、来年は手順がわかって楽になる。
本番で入力する時は、E-TAXで入力すればいいから、
ボールペンで書くよりは、そっちの方がらくである。
ボールペンで書いてしまうと修正ができず、マス目が汚くなってしまう。
E-TAXで入力後に印刷機能を使うなら、きれいに印刷できて便利である。
この方法の方が、汚い字で書いて出すよりも印象が良くなる。
それに読みやすくて間違えない。
その時は、源泉徴収の紙と、証券会社から貰った株取引の数字と、株の配当の表があればいい。
株の配当の数字で貰うには、証券会社経由で配当を受け取らないといけないみたいだけど。
(株式数比例配分方式)
それがあれば、配当額が正確にわかって、その税金も戻ってくるのである。
自動的に損益を計算してくれるから、便利である。
そうした紙を揃えて、一つ一つ書いていく。
その時は手順を間違えないようにしないと。
そこが一番いらっとくるところ。
それでも戻ってくるお金のためなら頑張らないといけない。
何があろうと負けてはいけないのである。
半分意地になって書いていく。
それで戻ってくるお金がどれくらいになるか。
実際に見たら大したことなかったりする。
数千円とか、そんな額だけど。
頑張ってやっただけあって、満足する物になっている。
今年の損害を来年に回収してやる。
来年こそは株で大儲けして、それを生かしてやる。そう誓いながらする。
うまくできない人が居るなら、書類だけ用意して確定申告コーナーで聞いてみるのもいい。
プロの税理士がいて、いろいろ教えてくれる。
どれが必要なのか、簡単に教えてくれる。
あとは、書くところがわかってから入力して出せばいいのである。
素人はプロの力を借りたらいい。
長く並ぶけど、その方が楽かな。