私は一般の会社員です。
年末になれば会社で「年末調整」が行われ
「源泉徴収票」が発行されて税金に関する手続きは終わりになります。
しかし、数年前に腰痛で2週間入院した際の年末に「医療費控除」について知りました。
簡単に言えば年間10万円以上の医療費を支払うと、
税金が還付され尚且つ翌年の住民税も安くなるとの事。
しかしそのためには「確定申告」をしなければいけません。
おまけに、1年間病院や薬局での領収書を全て保管し一覧表に記載しなければなりません。
当時私は退院後の自宅療養中だった為、コツコツと計算してみました。
そしてインターネットから申告書をダウンロードして、
自力で手書き記入して税務署に送付しました。
すると1か月後くらいにはがきが届き、
「****(数千円)円の振込」を通知されました。
あんなに時間かけてやったのに、****(数千円)円・・・
ちょっとがっかりしましたが、その後、春過ぎに住民税の通知を見ると、
医療費控除で申告した金額が所得から控除されていました。
これは意外にラッキー!と思いました。
その後、夫婦で合算できるので毎年10万を超える医療費があるので毎年申告しています。
4年目くらいには、住宅を取得したので
「住宅ローン控除」とあわせる為に初めて税務署の日曜開庁の確定申告提出にも足を運びました。
ものすごい人で、2時間くらい並び、ようやく提出できました。
その際、来年以降必要な申告書類をもらって帰り、翌年それを使い申告しました。
しかしその年から「復興所得税」となるものが出現して従来の申告書が使えなくなっていました。
税務署から再申告してくださいとの通知が届きましたが、
税務署のほうで記入済みの用紙が届き、捺印だけで返信できました。
その翌年以降は、国税庁のHPでのE-TAXなるシステムを使い、
おパソコンでの入力でできるようになりました。
今ではスマートホンからも入力ができ印刷も家庭のプリンタで印刷でき便利になりました。
今では、「住宅ローン控除」で還付金がある為、
「医療費控除」による還付金は発生しないのですが、
翌年の住民税に反映されるので、必ず医療費控除は申告しています。
「住民税」が安くなるのって結構大きいです。
申告した金額がそのまま控除されるのですから大きいです。
病院・薬局の領収書を集めたり、計算したりするのは面倒だと思いますが、
慣れれば結構楽しんでやれていますし、年末の恒例作業と化しています。