我が家は妻と子供二人の4人暮らしです。
独身時代は全くといって良いほど意識したことはありませんが、
第一子の出産をきっかけに毎年必ず申請しており、
控除額が少ない年でも1万円程度の控除を受けることができています。
私や妻も定期的に医療機関に通院しており、
子供たちも風邪などの感染症で通院することが多いため、
毎年確定申告で医療費の控除を受けています。
特に子供が小さい間は熱発などで受診する機会が多く、
今まで以上に医療費がかかるようになってきている現状もあり、
確定申告を活用し節税に取り組むようにしています。
確定申告の対象となる期間は1月1日~12月31日までの医療費です。
医療費の内訳としては
①診察費用
②投薬などの費用
③その他(交通費など)
の3つに分けることができます。
家族の1年間分の領収書を保管しておき、年明けから領収書を整理します。
交通費については公共交通機関を利用していれば申請対象となりますので、
最寄り駅から受診した医療機関などの最寄り駅までの交通費を調べ、
診察回数分請求することが可能です。
毎年1月になると国税庁のホームページで確定申告作成用のページが掲載されます。
そこから提示されているエクセルの様式(明細書)に家族全員分の費用をまとめて記載します。
交通費については往復分の申請が可能です。
2018年からは確定申告の申請書と明細書の提出だけで申請できるようになり、
領収書の添付は不要になったため、これまで以上に申請がしやすくなりました。
2年前には長女の出産のための費用と
一戸建て新築のための住宅ローン減税の申請も併せて申請を行いました。
出産のための医療費を含めた医療費控除だけでの数万円になりましたが、
住宅ローン控除も併せて行ったことから約15万円程度の控除を受けることができ、
大幅な節税に繋がりました。
住宅ローン減税は一度申請してしまえば、
翌年から10年間は継続して控除を受けることができます。
我が家では住宅ローン減税の申請を行ったことで、
10年間で250万円の控除を受けることができました。
確定申告に関わる書類の整理や作成は非常に面倒ですが、
毎年継続して行うことで、前年に申請した内容を修正する程度で対応することが可能です。
また、インターネットを使用して申請を行うことで仕事などの合間で申請を行うこともでき、
非常に便利になっています。
我が家では控除を受けた分を旅行や娯楽費などに利用し、
日頃の生活にプラスアルファで楽しみを作っています。