ケガや病気や死亡に備えて生命保険に入っている人は、
その生命保険に払った額によって、一定の額を生命保険料控除として、
総収入から差し引くことができます。
残念ながら全額控除ではなく、
支払った額に応じて計算式が設定されています。
控除の上限は5万円。
つまり、源泉徴収税から5千円戻ってくる計算になります。
対象になる保険の種類には大きく分けて2種類があります。
①生命保険料
保険金の受け取り人が本人か配偶者、その他親族のもの
②個人年金保険料
年金を給付する生命保険で、受取人は本人か配偶者のもの
この控除を受けるには、加入している生命保険会社から届く、
払い込み証明書、生命保険控除証明書といった書類を、
申告書に添付する必要があります。
確定申告が終了するまで、大切に保管しておきましょう。