住宅ローン控除とは、ローンを組んで住宅を取得したときに、
税金が戻ってくる制度です。
住宅ローン控除を受けて、戻ってくる税額は、
住宅ローン残高の1%です。
ローン残高が2000万円とするならば、
毎年20万円の所得税が帰ってくることになります。
この控除を受けられる機関は、最長で10年間です。
マイホームを持てば、固定資産税という税金がかかってきますが、
その固定資産税は、この住宅ローン控除の還付金でまかなえます。
住宅ローン減税は、医療費控除のような所得控除ではなく、
支払うべき税金から直接引ける税額控除なので、
節税額は非常に大きいのです。
たとえば、医療費控除ならば所得控除なので、
20万円の控除を受けたとしても、実際に戻ってくる税金は、
控除額に税率をかけた2万円から5万円程度です。
しかし、住宅ローン控除ならば、
税額控除なので、20万円が丸々戻ってくるのです。