父が今年は医療費が少なかったから、医療費控除を受けられない。
源泉でお金を取られているのに、少しも戻ってこない。
そんなことを言っている。
年金生活だから、何もないのなら申請する必要がないそう。
書類を書くのが面倒なら何もしたくないそうです。
その方が何もしなくて楽だって。
それは勿体ないから実際に計算してみると、医療費の総額は9万円台になる。
医療費控除は10万円を超える金額だから、ちょっとだけ足りません。
惜しかったけど、この分だと控除される金額が無いようです。
そのために税金が戻ってこないのです。
それなら申請する意味がない。
このまま申請しなくてもいいようです。
そう思って調べて見ると、医療費控除には治療等に必要な薬も含まれるそうだ。
それは薬代として入っているから、加算されることがないか。
レシートはきちんと計算している。
更に調べていくと、マッサージや整体でも治療目的だと含まれることがある。
それはこの場合は該当しなさそうです。
そこが治療目的にできたら控除できたのに。
まだ10万円を超えられない。
惜しいところで足りないのです。
あとちょっとで足りません。
もう少し控除に含める項目がないか探そう。
それが見つかれば、めでたく控除できる。
それを見つけられたら、税金が戻ってきます。
何でも良いから含められそうな物を探してみます。
それでやる気が出て調べていくと、通院費が入っていることに気づく。
病院に行くのにかかる往復のバス電車代は含めて良い。
タクシー代は駄目だけど、交通機関の利用は含められる。
数が多いとかなりの金額になります。
一万円を軽く超える。
それで全部合わせると10万円を超えることに。
めでたく医療費控除に該当します。
それで医療費控除の額を申請するために、
それを合わせた表を作っていくことにします。
かなり手間がかかるけど、正確な数字を出すために必要なことです。
見直しができるように作っておきます。
入力する数が多いと、なかなか完成しません。
それだけで二時間ほどかかりました。
ようやく終わります。
実際に確定申告の申請をしていくと、更に良いことに。
医療費控除は、収入が低い人の場合は10万円じゃなくて、
収入×0.05で計算することになる。
そのために医療費控除に該当する金額が2万円台になる。
それだけ有利になることに。
それで戻ってくるお金が出そうです。
交通費は盲点ですので、なかなか気づきません。
国税庁のシートにその項目が入っていないから見逃すかも。
忘れないようにやってみたらいいです。
医療費控除に該当しない人も、それを加えたら申請可能な額になることがあります。
どうぞやってみて下さい。