確定申告は続けているとだんだん理解が深まり面白くなってきます

私はサラリーマンでした。

今は退職した身分ですが、確定申告は今も続けています。

 

一番最初に確定申告をしたのは28歳の時でした。

住宅ローンを借りて家を取得しました。

確定申告の内容はしばしば変更され、控除などの種類も変わっていますので

正確な形では伝えにくいのでご配慮下さい。

 

住宅借入金等特別控除を毎年税務署の窓口で確定申告をしました。

医療費の出費の多かった年は医療費控除の申告を、

毎年慈善事業の寄付金を6万円していたので公益社団法人等寄付金特別控除の申告をしました。

 

生命保険料控除、地震保険料控除、社会保険料控除、配偶者控除等は

会社で年末調整の形で手続きしていました。

わざわざ税務署へ行って手続きをしても還付される税額は数千円に過ぎないのですが

納税するという意識づけは十分にできました。

日本人は納税者であるとの意識が弱いと言われていますが、

確定申告をすることで私の意識改革は出来ました。

 

40代半ば頃に借家を取得しました。

不動産所得が発生しました。

今日まで18年間ほど続いています。

最初は面倒だな、難しいと思いましたが、自分で考え書類を作っているうちに簡単な申告作業になりました。

案ずるより産むが易しと言うことでしょう。

 

何時の頃からか株式等に係る譲渡所得等の申告もできるようになりました。

繰越損失等を今年の儲けから差し引くことができるようになりました。

株式市場が悪くなってからこの制度ができました。

よく儲かった頃にこの仕組みができていたら、

もっとメリットが大きかったと思いますが政策だから仕方ありません。

兎に角、税制はころころ変わるので注意が欠かせません。

 

定年退職してからは収入は公的年金等の雑所得、株式からの配当所得

そして借家からの不動産所得、アルバイトの給与所得の収入に基づいて確定申告を毎年しています。

一昨年は雪害があり、借家の樋が全部壊れる損害が発生して差引所得金額はマイナスになりました。

所得が赤字になると、国民健康保険税も随分安くなり、市の健康検診も無料になりました。

 

確定申告をしているので、納税額を決める仕組みなどがよく分かるようになりました。

本来は給与所得者も全て確定申告をして、税に対する意識を高めるべきだと思っています。

 

私は今も紙で申告していますが、かなりの人はe-Taxで申告されています。

国税庁も盛んに利用を宣伝しています。

私もそろそろe-Taxでと思っているのですが、

紙で申告するほうが申告の実感が出るなと思って同じことを毎年繰り返しています。

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