住宅ローンを確定申告

住宅ローンを組んである一定の条件が揃えば確定申告をすれば控除が受けられます。

ローン残高の1%が上限ですが、だいたいその年の所得税分は還付されます。

ローンを組んだ初めの年は自分で確定申告しなくてはいけませんが、

翌年からは勤務先で年末調整で一緒にやってくれます。

ですので、本人はその用紙を会社に提出するだけで済みます。かなり楽です。

 

ただ、住宅ローンの控除に必要な書類は始めの年に10年分送られてきますので

10年間きちんと保管しておかなくてはなりません。

新居に引っ越ししたり、片付けたりで紛失してしまわない様に置く場所を決めておくのがいいです。

年末調整の時にさっと用紙を会社に提出出来るようにです。

 

 

確定申告で還付が受けられるもう一つの話題はふるさと納税があります。

納税すれば、特産物等を送って来てくれて確定申告で還付も受けられます。

この還付も実は所得税分からなのです。

つまり、住宅ローンで所得税分まるまる還付を受けるとふるさと納税分の還付はありません。

住宅ローンで還付されてもまだ尚、所得税の額の方が多ければ

ふるさと納税分の還付を受ける事ができるのです。

よっぽど稼いで所得税を多く払ったり、住宅ローンの残高が少ない方は対象になるかもしれませんが、

なかなか難しいと思われます。

 

とは言えども会社員であると普段あまり関わる事のない税務署ですが、訪れてみるのも楽しいです。

個人事業をされていたり、副業をしている人は毎年お世話になるところです。

確定申告の時期になると話を聞きたい、申告の仕方があっているのか、

記載するところはあっているのかを聞きに来ている人で沢山です。

しかも、皆さん仕事の合間、税務署の開所時間に来られているので少しピリピリした雰囲気です。

スタッフの人数も必ずしも多い訳では無いので

到着したら既に20人位待っているのは覚悟しておいた方がいいかもしれません。

一人の対応時間も、質問の内容や量、納税者の理解力によってはかなり長くなります。

慣れている人なら用意した物を入力し、終了です。

 

しかし、初めて申告する人、新たな分野を事業拡大し申告内容が合っているか不明な場合は

いつも通りにはいきません。

雑貨屋を経営する傍ら、不動産業を始めるとそれで申告内容が変わってきます。

消費税分等が不動産業での考え方が違ってくるからです。

兎に角質問するだけでもかなりの時間待たされるので早めに準備しつつ、

税務署には暇つぶしの本でも持っていくことをお勧めします。

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