医療費控除は我が家の春の大切な財源

ここのところ毎年、確定申告をしています。

家内が数年前に乳がんに罹患して以来、

大学病院やクリニックなどにお世話になっていることから

少しでもお金を戻す作業は事欠くことはできません。

家内の病気と合わせるかのように私自身、正社員としての仕事を辞めざるを得なくなり、

ずっと非正規雇用の仕事で収入は半減し、

確定申告で戻るであろうお金は春の我が家の収入源の一部でもあります。

 

我が家の確定申告はそういうことから「医療費控除」がメインとなります。

家内の年間の大学病院に行く回数は最低でも10回以上。

そのほかに近くクリニックで眼科や内科などこれらで同じく10回程度はお世話になります。

したがって医者に行ったり薬をもらったりした際には領収書は必ず持って帰る、

を家訓のごとく実践しています。

 

医者に行った際の領収書はもちろん、

近所のドラッグストアーで買う事のある薬やばんそうこうの領収書も大切な控除の対象です。

捨てるなんてもってのほかです。

 

1つとても不満に思ったことが、家内が乳がん治療で手術を含む一通りのことを終えて

専用のブラジャーやパットを購入した際の領収書が医療費控除の対象として適用されなかったことです。

乳がんという病になったから必要となった乳がん患者専用のブラジャーやパットがなぜ対象にならないのか?

実に不思議です。

 

さて、ためておいた領収書を月ごとに分けて

一つ一つエクセルで作った医療費控除明細にデータを入力していきます。

医療費控除の明細は専用の明細用の書類がありますが、

我が家の場合、記入する欄が足りないので任意で作成しています。

形式は公式のものに準拠していれば大丈夫です。

支払い先の各医療機関やドラッグストアー、薬局や金額などをデータインして合計額を出します。

 

ちなみに我が家はだいたい年間200,000円から300,000円の間程度の金額となり、

いつも思うのはこれを貯金に回せたらとかけっこういいところへの旅行もできちゃうなぁと感じる事。

病気はなりたくてなるものじゃないけれど複雑な気持ちになってしまいます。

 

そんなこんなで四苦八苦しながら出来上がった確定申告の書類一式を郵送で提出して

記入した金融機関に戻り額が振り込まれるのは提出する時期やタイミングなどにもよるのでしょうが、

だいたい1ヶ月から2ヶ月程度です。

3月の期限ぎりぎりだと振り込まれるのも遅くなりがちなので早めに提出するのが賢明です。

 

特にむずかしい計算があるわけではないので自分で算出した確定額を当てにして

ちょっとでも「お上」から戻せるものは戻すのは気持ちがいいもんです。

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