中古のマンションを購入し、住宅ローン控除の対象となる物件だった為、
購入した初年度は確定申告が必要となり税務署へ行きました。
この控除を受けると以後10年間は受け続ける事ができ、税金も安くなるのですが
物件の耐用年数等で該当するか否かが決まるので購入時には事前に調べておきました。
住宅ローンを抱えると、固定資産税等色々費用も税金の支払いもかかるので
控除されるものは細かくチェックしておくべきです。
初年度は会社の年末調整等ではやってくれませんので自身でやる必要があります。
住宅ローンの控除を受けるには、まず住宅ローンを組んでいる銀行等から
年末残高証明書を取得しなければいけません。
毎年年末におくられてきますが、購入した年からその年の年末のものは
送られてこない可能性もあるので予め時期が近づいたら銀行等へ請求する事がおすすめです、
気の利く銀行担当者である場合には送ってくれる事もあります。
念の為、電話連絡でもいいので確認はしておくとスムーズかと思います。
そしてこの証明書発行には手数料がかかり、以後毎年発行されるたびに引き落としされます。
もちろん住宅ローンの引き落とし用通帳から引き落としとなります。
年末残高証明書と購入時の契約書類一式、住民票、印鑑、
火災保険等住宅にかかる保険の年末調整用書類等を持参し税務署を訪れます。
確定申告が始まったばかりだと行列ができるくらい混雑していて
待ち時間も1時間以上かかる事もよくありますので
中盤くらいに訪れるのがベストかもしれません。
そしてまずは受付にて色々書類を提出して税務署員さんがやってくれる場合もあるのですが
近年ではパソコンで手軽に出来る申告のe-Taxというシステムがあり、
税務署はもちろんですが特別に確定申告の受付をやっている場所にも
パソコンが数台置かれていて自身で入力しておこなう事もできるようになり、
ご年配者を除いてパソコン操作ができる人に限っては
e-Taxでの申告をすすめられたりします。
自身の場合は、初めの説明や徴取等のみで、
税務署員さんからパソコン操作が可能な旨の質問があり、
可能と回答したが故に自身で入力するハメになりました。
わからない場合は近くの税務署員さんに質問できますが、
慣れない操作で結構難しい部分もあり、
挙手にて質問の為に呼びますがなかなか来てくれないのも現状でした。
なんとか入力も終わると、少し離れた場所で印刷機があり、
そこに申告した物が印字されて出てくるようになっていました。
翌年の年末前には税務署から10年分の控除用の用紙と記入例が送付されてきて、
記入して会社等での年末調整時に一緒に提出して控除が受けれるようになります。
e-Taxは1回おこなうと次回からもできるようになります。
パスワード等も作成する為、忘れないようにしなければいけません。
新たに確定申告する必要がある際でe-Taxを利用する場合に必要となるだけですが、
今後の動向を見ているとe-Taxでの申告へとシフトしていくのが見受けられるので、
控えておく事をおすすめします。
初年度さえ確定申告してしまえば、
以降は毎年会社の年末調整等確定申告はしてもらえるのでラクになります。
必要書類については、予め税務署や購入した不動産会社等へ確認しておくと
当日忘れ物で出直しする必要もなくなります。
控除される金額は税務署から送られてくる提出書類の下の部分に記載されていますので、
いくら返還があるかはわかるようにもなっていますので毎年の目安となります。