控除の種類

控除の種類には4タイプあります。

 

①本人が対象になるもの

基礎控除38万円は全員共通。

他にも、本人が障害者であったり、勤労学生であった場合に控除があります。

 

②人的控除

納税者に配偶者や扶養家族がいる場合。

 

③物的控除

特定の物や目的に使われたお金に対する控除。

社会保険、生命保険、医療費など

 

④税額控除

課税所得に税率を掛けて算出された所得税額から、

さらに控除できるもの。

住宅ローン控除などが該当します。

 

物的控除の中でも、行う事業に深く関係するものもあります。

自営業者でなければ加入できない、小規模企業共済への

掛金を全額控除してくれる、小規模企業共済等掛金控除があります。

この共済の掛金は、税金のかからない、個人事業主のための退職金と同じことです。

税金に取られる分を貯金にまわす、と考えれば大幅な節税になります。

 

他の控除の種類

・雑損控除

災害等にあったとき

 

・医療費控除

年間医療費が10万円以上の場合

 

・社会保険料控除

国民保険、年金、個人年金の支払額

 

・小規模企業共済等掛金控除

事業で加入した保険額

 

・生命保険料控除

掛金がある場合

 

・損害保険料控除

傷害保険、火災保険など

 

・寄付金控除

寄付金を払ったとき

 

・配偶者控除

配偶者の課税所得が0円の場合

 

・配偶者特別控除

配偶者がいる場合

 

・扶養控除

扶養家族がいる場合

 

・基礎控除

すべての納税者に一律38万円

 

・青色申告特別控除

最大55万円

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