株式で損失がでた場合の確定申告について

株式取引で損失をだした場合は必ず確定申告をしましょう。

株式取引の場合、他の所得と相殺、

もしくは譲渡損失の繰越控除することで、損益通算することができます。

 

例えば、証券会社1社で特定口座利用を利用していて、

今年50万損失がでても、来年仮に50万利益がでれば

通算プラスマイナスゼロのカウントになり、

来年源泉徴収される税金を取り戻すことができます。

翌年以降3年間で通算できますので、

仮に来年利益がでなくても再来年に繰り越しすることができます。

 

やはり大きな損失がでると金額は見たくないもので、

ついつい手続きするのに二の足を踏みがちですが、

実際やってみれば何とかなるものです。

 

確定申告の時期になりますと書店に「わかりやすい確定申告」などの雑誌がたくさん並びますが、

国税庁のホームページにカラーの手順書が豊富にありますし、

税務署に行けば簡易版冊子を手に入れることができます。

 

自分の場合は毎年雑誌を買っていましたが、

実際書いてみると付表の繋がりなど良くわからず、

最終的に国税庁のホームページの手順書を見て確定申告の書類を作成しました。

 

ホームページでは一部細かい部分もありますが、

まずは国税庁のホームページの手順書で書き方を見て書類を準備してみる、

それでも分からなければ税務署に相談に行かれることをお勧めします。

 

必要になる書類は、確定申告書B、申告書第三表、所得税の確定申告書付表、

給与所得の源泉徴収票、年間取引報告書です。

給与所得は年末に会社から、年間取引報告書も証券会社から同じ時期に電子交付か、

事前に郵送希望しておけば書面で入手できると思います。

 

その他は国税庁のホームページよりPDFでダウンロードできます。

これも時期的には同じ頃に平成○○版とアップデートされます。

これらを最寄りのコンビニなどで印刷しておくとよいでしょう。

 

時期的には、1月末ぐらいから準備を開始して

2月16日以降に郵送で提出することをお勧めします。

最初は書き方もよく分からず慣れないので準備に時間がかかると思いますので、

余裕を持って準備した方が良いです。

 

自分の場合はあとでやろうかなとか、

なかなか手を付けずにいたら時間があっというまに過ぎ、

3月締め切りぎりぎりに提出することになりました。

 

所轄の税務署に出向いて提出するという手もありますが、

このシーズンはとても混んでおり、皆さん並ばれて大変だと思いますので、

郵送で済ませられる方は郵送で提出すると手間もかからず楽だと思います。

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