源泉徴収~涌き出る泉の源から徴収する~ サラリーマン世帯の涙ぐましい節税日記

サラリーマン世帯は源泉徴収システムにより、

自分で確定申告しなくても、給料からの天引き所得税、住民税をひかれています。

しかしこのシステムは世界で見ても稀なシステムのようです。

 

しかしよくよく漢字の意味を見るとを怖いものです。

給料が涌き出た源から税金を徴収するわけです。

 

それに対し、確定申告とは自分で税務署に行き年間の収入を申告し税金を払うというものです。

高額なサラリーマンや、自営業、必要のないサラリーマンでも

雑所得や住宅ローン控除などの必要のある場合に行きます。

 

はっきり言って面倒くさいです。

でも面倒くさい、そう思わせることがまさにこの二つの制度の味噌なんです。

 

確定申告は面倒くさい、源泉徴収は楽と思わせることで、

お上は取りはぐれなく税金を徴収することができるわけです。

そんな状況の中サラリーマンが節税しようと思うと、

面倒くさいと思う心を捨て、いくつかの節税方法を実践するしかありません。

 

まず最近一番身近なものは、ふるさと納税ではないでしょうか。

ふるさと納税とは納税とは言いますが、

実際は寄付金控除という税金控除を簡単に利用出来るようにしたものです。

 

ふるさと納税も以前は自分で税務署に行き、

寄付金控除をして還付されていましたが

今はワンストップ特例制度により確定申告の必要はなくなりました。(例外あり)。

 

自分の所得からの控除上限内で寄付を行うと、

合計寄付額から2000円を引いた額が控除されるというもの。

俗に2000円の自己負担で税金控除されさらにお礼の品も貰えるというシステムです

節税方法が限られるサラリーマン世帯はぜひ使わない手はないと思います。

 

最近、年金の将来が危ぶまれていますが、

年金不安のある人は、確定拠出型年金(iDeCo)いうものの税金控除を利用します。

特に年金不安から、保険会社の個人年金保険に入っている人は即刻、

保険会社の年金保険は解約して、iDeCoに変えましょう。

なぜかというと、同じ年金としての積み立てして考えると、

積立額が同じでたまる額が同じだったとしても、年末調整の時の控除額が比較になりません。

 

個人年金保険の控除額は所得税で最高40,000円、

住民税で最高28000円の控除額ですが、

iDeCoなら掛け金が全額控除になります。

また将来年金として受け取る場合も税金は控除されるシステムになっています。

こうしてみるとサラリーマン世帯は節税しようと思うと

それなりに面倒くさいことでもやらなければなりません。

 

お金に関することは誰も教えてくれません。

ただし税金は義務だと学校で教わりますが…。

その割に節税につながる税金の各種控除システムは教えてくれませんので、

面倒くさいと思う心をを捨て、常に情報収集をしていないと、

いつの間にかお上に搾取されてしまうので努々忘れたくないものですね。

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