確定申告の期限が迫ってくると、とにかく慌ててしまう場合もあると思います。
そのようなときこそ、必要書類と昨年の比較がとても大切になってきます。
申告書の作成をインターネットで行う方も多くいますが、
インターネントの環境のない方は、各々の地域の申告書作成会場へ足を運ぶ方も多くいます。
毎年のことでも、忘れ物をしてしまうことがあるものです。
その忘れ物でも、意外に医療費控除のために、領収書や明細書を持っていくのに、
給与の源泉徴収票を忘れてしまったり、
国民健康保険の金額のわかるものを忘れてしまったり、
非常に混雑をしているのに、もう一度、足を運ばなければならない経験がありませんか?
一度や二度は、ある方も多いと思います。
まず、確定申告の申告期限は所得税は3月15日でありますので、
何度も足を運ばなくてよいように、昨年の控えをみて、必要書類の確認を、もう一度行ってください。
また、医療費控除の申告を行う方は、所得税の還付を受ける可能性もあるため、
念のため、申告をする方の預金口座のわかるものを準備しましょう。
たとえば、配偶者の方が、ご主人の申告を作成会場で行う場合、
もしも、還付を受けることになったとしても、預金口座がわからないと、
後日の回答をしなくてはいけなくなる場合もあるため、
一度でクリアに済むように、ご主人の預金口座の分かるものもわすれないようにしましょう。
また、逆に所得税を納めることになる方もいる場合もありますが、
納付される方は、まず、所得税は、申告期限と納付期限が、3月15日となっております。
ただし、振替納税の手続きを行うと、およそ一月後くらいに口座引落になるため、
納付期限が少しあとになります。
振替納税の手続きには、通帳印が必要になる為、申告及び納税者になる方の、
通帳印よ預金口座のわかるものを、準備すると安心です。
振替納税が一度で大変な場合は、延納届けも可能で、
2回に分けて納付することも可能になるため、
申告書作成会場にて、その所得税金額を分けて支払いたい場合は、お話することをお勧めします。
大変混雑する、申告書作成会場でありますので、
慌てずに時間に余裕を持ち、尚且つ、必要書類などの忘れ物のないように確認を行うことで、
スムーズに申告も終わることと思います。
納付か還付がわからない場合は、預金口座のわかるものと、通帳印をお持ちになると、
後日回答することもないため、一度に申告書作成会場で終わることができると思います。
申告書作成会場に行く前も、充分に確認を行い、
無事に申告が終わるように意識してみましょう。