最近、テレビの番組などで紹介されて、
注目が高くなっている「ふるさと納税」という制度があります。
制度を利用してくれる方には、お金を収めた先の自治体から、
地元の特産品が贈られるという特典があることから、
2008年から始まったふるさと納税の利用者は、
年々増えている傾向にあります。
このふるさと納税は、税とついてはいますが、
本来は自治体への寄付金となります。
日本の人口は低下の一途をたどっているばかりですが、
地方では働き手が都会に行ってしまったりして高齢者が多く、
税収の落ち込みに頭を悩ませている自治体があり、
それを解決するために自分が応援したい自治体に寄付ができるようにする、
こちらの制度が作られました。
地元のおいしいお肉や海産物をもらえるという特典だけではなく、
寄付をしたお金は2000円を超えた分は、
確定申告のときに寄付金控除が受けられるので税金が安くなります。
安くなる部分は、所得税と住民税に反映されますので、
確定申告しますと所得税分で控除されたお金が戻ってきますし、
次の年の住民税は寄付金控除された分が引かれた請求となります。
税金は毎年高くなっていますので、少しでも節税したいと思う方に、
損のない節税法としてふるさと納税はおすすめです。
美味しい物が頂けますし、一石二鳥の方法と言えるでしょう。
しかし確定申告で控除されるからと言って、
控除対象となる金額には限度がありますので、
たくさん寄付すればお得になるというわけでもありません。
限度額を調べて、寄付金の金額は決めるようにしてください。