昨年、CMが沢山流れ、皆様にとって馴染みのあるものとなってきたふるさと納税ですが、
昨年中に寄付はしましたでしょうか。
ふるさと納税の御礼の品が手元に届いていなくても、昨年中に寄付を行った方は
今年中に確定申告で所得税の還付、また住民税の減税を受けることができます。
ふるさと納税は、納税をした市区町村に申請を行えば確定申告は不要ですが、
その締め切りが殆どの市区町村は1月初旬でしたので、申請をしなかった方は確定申告が必要となります。
確定申告をしないと、各市区町村から寄付金額で品物を買っただけになってしまうので、
所得税や住民税の減税には繋がりません。
ふるさと納税の確定申告をするには、ふるさと納税をした市区町村から送付された、
寄付金の受領書が必要となります。
それと一緒にサラリーマン、OLでしたら給与所得の源泉徴収票を、会社から貰っていると思いますので、
そちらが合わせて必要です。
確定申告書の作成はインターネット環境があればとても簡単に出来ます。
インターネット環境が無い方は税務署に行って確定申告書の用紙、手引きを入手して下さい。
その場で税務署で職員に教えてもらいながら記入しても良いですが、
念の為控えとしてコピーを取るなら一度持ち帰り、税務署宛に郵送か、持参で提出すると良いかと思います。
インターネット環境がある方は、国税庁のホームページにアクセスして、確定申告書作成コーナーへ。
e-taxというインターネット上で作成、提出出来るシステムも有りますが、
提出に必要な機会が必要ですので、多少用意に時間がかかります。
ですので、ふるさと納税と給与所得だけを申告するサラリーマン、OLの方は
インターネット上で作成、郵送で提出がオススメです。
インターネット上で作成するのは、画面の指示どおり進めば大丈夫。
手元に用意した寄付金の受領書、源泉徴収票の数字を入れるだけです。
万が一、会社での年末調整で提出をし忘れた保険料控除証明書や住宅ローンの申告があれば、
一緒に確定申告書に盛り込んで申告しましょう。
インターネット上で作成が出来たら、印刷をし、寄付金の受領書、
給与所得の源泉徴収票、マイナンバーなどを添付して郵送しましょう。
郵送先はお住いの場所を管轄する税務署です。
確定申告書は返信用封筒を入れれば控えを返してもらえますが、
寄付金の受領書や給与所得の源泉徴収票は原本を税務署に回収されてしまうので、
自分用としてのコピーを取っておくと安心です。
郵送が出来ましたら、後は預金口座に所得税が還付されるのを待つだけですし、
住民税は市役所が計算して会社に通知が行く時期を待つだけです。
思うより簡単にふるさと納税の申告は出来ますので、寄付金を減税に活かしましょう。